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意外にある多彩な効果

目隠し以外の効用って?

まるで樹木のように、いつもたたずんでいるカーテンではありますが、外から部屋の中を見えないようにするだけではなく、実は様々な働きをしてくれているのです。ここでは、そのカーテンの働きと効果について紹介します。

◆目隠しの作用
カーテンのオーソドックスな利用目的になります。部屋の中が外よりも明るい場合、カーテンを利用、もしくは曇りガラスなどでない限り、外から部屋の様子がはっきりとわかります。日中は太陽の光を部屋に注ぐためにレース素材などを利用すれば光を遮らずにプライバシーを保つことができます。

◆保温作用
窓ガラスからの隙間風を部屋に入れないために、カーテンが活躍します。特にドレープの効いた素材は厚手で織目も緊密にしっかりと織られています。そのため、重厚感のあるタイプが多く、レースカーテンと併せることで優雅な感覚を保ったまま清潔感のある軽い感じを生み出すことができます。また、レースカーテンとドレープカーテンで二重にすることでより保温効果が増します。

◆防音作用
厚手のカーテンを用いることで防音効果にも役立ちます。役割としては保温の作用と同じですが、防音専用の特殊加工をしたカーテンも売られています。外からの音を遮断すると同時に、ピアノ練習や音楽など部屋の中からの音を外に出さないようにする効果があります。

◆仕切りの作用
大きなスペースを間仕切りするために、アコーディオンの屏風を用いて仕切ることもありますが、厚手のシェードタイプのカーテン(上下に開閉して間仕切り)や通常のカーテンを用いて間取りを変更できる作用があります。

生地による効果のちがい

例えば同じデザインでも、カーテンの素材が違うだけで雰囲気が変わったり、それぞれに異なる効果をもっています。

【生地が天然素材の場合】

  • 綿:丈夫で価格が安いのがメリット。でも紫外線に弱いので、長く太陽の光を浴びると黄色く変色してしまいます。そのため、染色されたデザインカーテンに利用されることが多いです。
  • 麻:丈夫で涼しげなのが特徴で、紫外線に強いのがメリット。ただ、シワになりやすくて縮みやすいです。

その他の天然素材の絹は今ではカーテン生地にはほとんど見られません、高価で虫がつきやすく、紫外線にも弱いからです。ウールは保温性があり、温かいのですが、こちらも虫がつきやすいのと縮みやすいのが難点、フェルトのようにすでに加工された生地を使うことがあります。

【生地が合成繊維の場合】

  • レーヨン:価格が安くてツヤ感もあってドレープ性も良いのですが、シワになりやすいのと、ドライクリーニングでないと洗濯が難しいのが欠点です。
  • キュプラ:シワになりにくくて光沢も美しく、手触りもよいので高級ドレープ地として利用されます。
  • アクリル:ウールのように柔らかい感触があり、軽くて保温性もある優れもの。シワになりにくくて染め上がりも鮮やか、紫外線にも強いので、カーテン素材の代表格です。唯一の弱点は毛羽立ちやすく熱に弱いところです。
  • ポリエステル:摩擦に強く、シワになりにくくて熱にも強いので、レースカーテン素材の代表格になっています。水洗いもできるのでアフターケアが楽です。

他に、ポリクラールという素材は、紫外線に強くてアクリルに似ている特徴があるので、ドレープカーテンなどに多く使われています。

 
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